ブイズローテ使用構築
ブイズローテで使用した構築
72勝16負10エラー(見せ合い5試合中5)最高連勝19 最高レート1848 最終レート1824+α
サンダース@磁石 10万 光の壁 日本晴れ 願い事
ブースター@拘り眼鏡 大文字 火炎放射 シャドボ 石火
リーフィア@タンガのみ とっておき 剣の舞
シャワーズ@ホズのみ 波乗り 黒い霧 日本晴れ 願い事
全体概要
ブイズローテ構築を組む時に考えたのが
1 ブースターの特殊耐久を活かす
2 リーフィアの物理耐久を活かす
3 ブラッキーを採用する=相手のブラッキーの処理が遅くなる
という3点
個人的にブイズミラーではブースターの特殊耐久が重要な要素であると考えているので、根性ASニトロチャージのような型は最初から考えていなかった。しかし耐久を気にするあまり火力を下げては本末転倒な為はじめはHAベーストリル軸展開を考えていたのだがあまりに展開が遅くなる並びしかつくれなかった為断念。そこで目をつけたのが眼鏡ブースターである。眼鏡ブースターは無振りサンダースエーフィあたりなら大文字で1発で倒せる為悠長な展開をする相手に非常に良く刺さる。更に晴れ状態ならシャワーズやHD特化ブラッキーも2発で持っていく等火力も申し分なし。特性も根性にする必要がなくなる為、相手のブースターのニトロチャージの一貫も消せる。
眼鏡ブースターを軸に構築を考える際、晴れとブースターとの相性の良いリーフィアに目がつく。特性葉緑素により剣舞を積めばサンダースエーフィあたりの高速低耐久を上から縛れる上、ブースターの苦手なシャワーズに相性有利がつく。また剣舞型を採用すれば拘りと積みの並びになり幅広い相手に対応出来ると考えた。剣舞は確定として最初はすてみタックルやらシザークロスやらを考えていたのだが、眼鏡ブースターの隣に並べるリーフィアで一番大事なのは相手のもらい火ブースターへの突破性能と終盤の抜き性能(一貫の取りやすさ)と考えとっておき型を採用。剣舞を積んだ後の抜き性能を高める為にリーフィアミラーでの先手シザクロ+根性ブースターの石火、グレイシアの礫を耐えるようにタンガを持たせる。剣舞を積む時にシグナルビームに対する保険にもなる。
ここまで晴れを中心とする構築を構想しながら肝心の日本晴れ要員がいないのでサンダースを採用。相手のニトチャブースターより早い為、急所等の事故要素のリスクを回避しながら日本晴れが打てる点を高く評価した。先行の日本晴れ壁願い事でアタッカー2匹をサポートしながらいざという時は自分も殴れるという使い方が出来る。光の壁を採用することで、タンガリーフィアが壁込みで眼鏡サンダースのシグナルビームを2回耐える程度の耐久を確保する事ができる。
ラストの枠は相手の呪いブラッキーを強く意識したポケモンが欲しかったので、黒い霧シャワーズを採用。これは眼鏡ブースターがブラッキーに大文字を外して呪いを積まれてしまう事を考えての事であり、剣舞と呪いの積みあいに対する有効なカードともなる。ついでにニトチャのS上昇や、嫌な音嘘泣き等の能力変化も自身にかかる分はシャットアウト出来るがその用途で使った事は無かった。持ち物はトリル下の根性呪いブースターを強く意識してホズのみ。とにかく行動保障があったので使いやすかった。二回目の晴れ起動役や、削れたブースターリーフィアを回復させる大事な役割を担う。ブラッキーの事を考えなければ、この枠は純粋な耐久数値の高さからブラッキーを採用するのも良いと思われたが、最初に上げた通りブラッキーの処理が重くなるので没にした。
個別解説
サンダース@磁石 臆病 蓄電
努力値:244-0-0-60-0-204
実数値:171-x-80-138-115-193
C:10万ボルトで無振りブースターを最低乱数×2以外で2発
S:ニトチャ積みブースター抜き
H:残り
火力はここがサンダースをブイズローテで使う最低ラインだと考えている。
本当は火力を上げたのが使いたかったが構築との兼ね合いで断念。
願い事を考えてHPをなるべく上げるようにした。Sは10万しか攻撃技がないのでミラーで先手を取る必要性の薄さを考えここも最低ライン
ブースター@眼鏡 控えめ もらい火
努力値:244-0-0-252-0-12
実数値:171-x-80-161-130-87
C:ぶっぱ
S:4振り65族抜き
H:残り
火力を最優先して当然Cはぶっぱ。Sはシャワーズブラッキーあたりの同族対決に勝ちたかったので申し訳程度の12振り。残りは耐久。これといった調整とかは特にはない。
リーフィア@タンガのみ 意地っ張り 葉緑素
努力値:148-244-0-0-0-116
実数値:159-177-150-x-85-130
S:最速65族抜き抜き
HA:剣舞状態でイカサマ耐え
火力を限界まで高めたいが最低限剣舞状態でブラッキーのイカサマ耐えの耐久が必要だと感じたためASを削って耐久に回した。Sは最速65抜きに調整してくるリーフィアを抜けたらいい程度の気休めとして実数値を1上げた。耐久に割く事でタンガ込みでの行動保障が美味しかった。シャワーズの冷凍Bテロに屈さない光の壁とシグナルビーム混乱に屈さない心が重要。タンガのみを持つ事で、日本晴れ状態で相手の葉緑素リーフィアのシザークロス+先制技(石火、不意打ち、礫等)を耐えられる為、抜き性能はピカイチ。Sは最速スカーフエーフィ抜きまで上げてもいいかもしれない。最終的にこいつを一貫させて勝つのが一番メインな勝ち筋。光の壁晴れ状態のコイツの数値高すぎて草生えるレベル。
シャワーズ@ホズのみ 穏やか 貯水
努力値:252-0-148-0-108-0
H:ぶっぱ
D:控えめ眼鏡サンダースの10万最高乱数以外耐え
B:残り
願い事の回復量が素晴らしいHぶっぱシャワーズ。Dはここまで高めたかったので対ブースターが薄くならないようにホズのみを持たせる。これで呪い3積み根性空元気まで耐えるので(そんな事にはまずならないだろうが)トリル下から制圧されて詰んでしまうという展開を阻止出来る。呪いブラッキーに対しての黒い霧、削れたアタッカーを回復させる願い事、勝ち筋へと直結する日本晴れは確定として攻撃技を何にするかは割と迷うところ。候補としては波乗りドロポンシグビあたり。ここの詳細は省くが好みで決めればよいと思う。トリパを更に強く意識するならSを落とすという選択肢もアリかもしれない。
感想
構築全体としての完成度は悪くないと思う。しかしエーフィがいない上に身代わりもない為欠伸等の補助技を通し放題なのは弱点か。構築段階でエーフィに加えて全員が癒しの鈴を使える事を加味すれば相手に打つ補助技をメインにする人はいないだろうと判断したがここは正解だった。実際欠伸くらいなら願い事でターンを稼ぎながら起きるまで粘ればいくらでも何とかなったし、嘘泣き嫌な音系の技は上から縛る事で特に問題なく対処出来た。少し重かったのが身代わりサンダースでこちらのサンダースがサンダースに有効打がない上にブースターは大抵大文字で拘る為外した時のディスアドと当てた時のリターンが吊り合わない不利な択を強いられる。またリーフィアの型がとっておき型な為剣舞に合わせて拘りトリックされると何もできなくなるのには注意しないと1ターン目にしてあっさり詰んでしまうので要注意。眼鏡サイコショックもブラッキーを採用しなかった為非常に重く、拘りエーフィは割と辛い相手であった(それでも何とかはなっていたが)
事前にあれこれ考えていた為予想外の事をされて負けたという事は無かった。
一番つらかったのは威張る身代わりサンダース。コイツは最強
最初で最後と思われるブイズ大会楽しかったです。(小並)